僕は自分のSNSを好きなイラストや作品で埋め尽くすのが好きだ。もちろんどの方も自分が気に入ってフォローした絵師や作家さんばかりなのだけれど、時折さらに異彩の魅力を放つイラストに出会うことがある。そんな今人気で活躍の目覚ましい、僕の好きな絵師さんを勝手に紹介したいと思います！
稀代のファッショナブル絵師ともわか
シンプルな線、大胆な構成、印象に残る色彩、そして少しレトロ感を漂わせるキャラクター造形。この形容だけならそれなりにありふれたものだが、ともわかさんの絵はとにかくオシャレであるという点で頭1つ抜きに出た存在だと思う。
そもそもオシャレて？
そもそもオシャレて何？って考えてみると、そこには2つの相容れない要素が混ざりあっている事に気がつく。ひとつはトレンド、もうひとつはオリジナリティだ。トレンドは社会全体で起きている大きな流れで、個人的な好みや趣向とは関係が無く流れてくるものである。それが個人の趣味趣向に反する事はそんなに少なくないと思う。でも例えばゴリゴリ自分らしい格好を貫く人や、雑誌の切り抜きのように全身トレンド尽くしの人を見てもあまりオシャレだねとは言わないような気がする。やはりトレンドを抑えながら自分なりの特徴や趣向を加えて、うまく個性を表現している人をオシャレだなって思ったりすると思う。ともわかさんの絵はまさにそれで、ファッションの80’sリバイバルの空気に上手く寄せながらも独自のセンスで絵を作り上げていて、そのバランスがとにかく絶妙でオシャレや！って言いたくなるんだと思う。
音楽との親和性
そう何を隠そう、ともわかさんはyamaさんの「春を告げる」のMVを描いてる絵師さんでもある。このイラスト一枚とyamaさんの歌声の出会いはまさにドンピシャで、アーバンな生活の中での叫びたくなるような孤独を歌うこの曲にこれほど合う絵師はいないと思う。それはともわかさんのファッショナブルであるが故に、逆説的に感情を揺さぶる何かがあるのではないかと思う。イラスト的とも言えるシンプルに単純化されたキャラクター造形は基本的にはあまり物語を背負わないものだから。
そして今、アパレルブランド『ディスカス アスレティックス』とのコラボ商品が発売されており、素材感に定評のあるディスカスのアパレルにともわかさんのイラストのおしゃれ感がプラスされており、この商品にも大注目です！！
