勝手に好きな人気絵師を紹介してみた : 米山舞

僕は自分のSNSを好きなイラストや作品で埋め尽くすのが好きだ。もちろんどの方も自分が気に入ってフォローした絵師や作家さんばかりなのだけれど、時折さらに異彩の魅力を放つイラストに出会うことがある。そんな今人気で活躍の目覚ましい、僕の好きな絵師さんを勝手に紹介したいと思います!

色彩と空間の魔術師

特長的なダイナミックな構図、色彩感覚、細部まで緻密に計算された書き込み、どれをとっても目を見張るものがありますが、何より特徴的なのはこの空間表現だと思います。米山さんのイラストで僕が特に好きなポイントは、この単焦点レンズ(大きなぼかしを表現できるカメラのレンズ)で撮影したような表現によって、かなり人物に近接したような画角にも関わらず、あたかもそこに彼女の空間が存在するような表現となっているところです。顔の目から頬、口にかけて焦点をあて、その周りをぼかすことによって顔というパーツに注目をさせながらその他のパーツとの距離感を設定し、描かれた人物の存在感を引き立たせているように感じます。この表現はその他の絵にも多用されており、米山空間と僕は勝手に呼んでいます笑

2007年に株式会社ガイナックスに入社し、アニメーターとして活動。2017年からイラストレーターとしても活動の幅を広げる。代表作は、アニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」ED演出、作画監督や、ファミ通文庫「海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと」装画など。(sss by applibot公式ページより引用)https://sss.applibot.co.jp/

とあるように、あのエヴァを作ったガイナックスでのアニメーター経験を経て静止画だけでなくアニメーターとしての顔も、それも超一流の環境で描いていたとのこと。アニメーションというキャラクターを空間の中で動かす経験からこのような表現が生まれたのかな、などと想像してみたり。。いやーほんとこれは大発明だと思います。

異次元に存在するようなハイライト

そしてもう一つ好きなポイントは、光の扱い方です。もちろん飛び抜けたポップな色彩感覚がそれを支えている部分もありますが、彼女の絵の中にある光はかなり人工的な計算された光だと思うのです。

それは完全に画面を作成されるために作られた空間にて、そのためだけにセットされた照明。まるで異空間のスタジオで撮影されたかのような。そのことによりさきほどお話しさせて頂いた空間がよりエッジのたった状態で提示され、妙に幻想的な感覚を呼び起こしてくれるような気がします。どーしてこんなことができるんだろう。。すごい。

部屋に米山さんの絵を一枚飾るだけで、照明一つ増やしたくらいは明るくなっちゃうんじゃないかな?なんて思うほど、絵の中にある空間は眩しくて、僕の脳みそを何度も溶かしてくれます。これかの活躍も本当に楽しみな絵師さんですよね!もちろんTLに流れてくるだけでスマホの画面も明るくなるので、是非気になった方はフォローしましょ!
@yoneyamai

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